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塾長コラム

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新たな英語教育に向けて今どのような学習をすべきか

近い将来、グローバル化が進み「使える英語」が必須となります。
学校教育も、実践的でコミュニケーションを重視した学習内容となりつつあります。
学生も「聞く・読む・話す・書く」の4技能を意識しながら学習することが求められています。

英語教育は3技能から4技能へ

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2020年の大学入試での変更点と求められる能力 その1

センター試験から大学入試共通試験に変わることで、出題される形式は違ってきます。
しかし、過分に恐れることはありません。出題形式こそ多少異なりますが、出題される範囲は同じです。
学習指導要領に含まれる、6教科30科目をしっかり学習するだけです。
ただし、大学入試が変わるということは、小・中・高等学校での勉強への取り組み方も改めていかなくてはなりません。
センター試験では重要事項を暗記さえしていれば、点が稼げる性質のものでした。
しかし、これからはそう簡単にはいきません。基礎を固めて暗記一辺倒では太刀打ちできなくなるのです。
大学入学共通テストでは、知識よりも判断力や思考力が問われます。

私立受験でセンター試験利用やAO入試組は、3教科の基礎をやりこんでプレゼンテーションや面接で合格することが出来ました。
しかし、2020年からは、各大学の学力テストや大学入学共通テストを通過しなければならなくなります。
通常の私大入試においても、判断力や思考力が問われる問題が増えていくでしょう。

丸暗記の勉強法だけでなく思考力や表現力を養うことも大切 以上のことをふまえ、今から何をするべきでしょう。
まず改革すべきは暗記中心の勉強法です。
もちろん、全く覚えることがないわけではありません。
丸暗記するしかない部分ももちろんあります。
大事なのは、身に付けた知識を自分なりに消化し、出題された問題で応用できる力です。
入試問題は長く難解な文章を読み取り、高度な設問に解答することを求められます。
解くためには、初めて出会う未知の文章と向き合わなければならないのです。
適切に読み取り自分なりの考えをまとめるという一連の工程は、暗記の知識だけではどうにもなりません。
参考書を丸暗記するだけではなく、常日頃から自分の意見を持ち、
課題について自分なりに思考し解決法を導き出そうとする姿勢こそが思考力を育みます。

英語のスピーキングやライティングはもちろん、国語や数学の記述問題でも、付け焼刃の勉強では思うような結果は出ないでしょう。
机に向かってひたすら書き写して暗記という勉強よりも、人と向き合って自分の意見や考えを伝える訓練をすること。
授業や参考書の知識を受け身で学ぶだけではダメです。
自ら積極的に主体性を持って、周囲の人とコミュニケーションを通じて学ぶ姿勢が求められるようになります。

これは、受験だけに及ばず、実社会に出てからも役立つ力です。今のうちから身に付けるつもりで取り組みましょう。

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