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塾長コラム 成績が上がらない4つのタイプ: 2017年4月

警告! 成績が上がらない人の4つのタイプ

タイプ4 勉強をやった気になって自己満足する

このタイプの人は、一見まじめで一生懸命やっている(ように見える)人たちです。
実際この人たちは、授業中も先生の話をよく聞き、真剣にノートをとり、また、一人で勉強するときも、ノートや紙に、計算や漢字練習や社会、理科の重要なことばの練習などをよく書いています。それもけっこうびっしりと書いています。
これを見た人は「すごいな、立派に勉強しているな」とだれもが思います。
私も塾の先生として経験が浅いころは、こういう人たちはどんなに成績が上がるかとワクワクしながら見ていました。
けれども結果が出ません。
「なんでだろう。おかしいな」そう思ってよく見ているうちに、だんだんわかってきました。
こういう人たちもタイプ3の人たちと根本的には変わりはなかったのです。
それはどういうことかというと、やっぱり真剣に考えないのです。 表面だけはまじめなのです。書くのもただ書くだけなんです。
勉強というのは頭を使ってやるものなのですが、この人たちの勉強は、「単なる手の運動」になってしまっているのです。
別の言い方をすれば、この人たちは、勉強を、書類を片付けるだけの事務処理のようなものと思っているのです。
ところが、本人はそれにまったく気付いていません。このタイプの人たちは基本的にまじめでいい子です。
どちらかというと女子に多いです。この人たちにはほかにこんな欠点があります。とにかくきれいにノートを書くことに一生懸命。
授業中はもっと先生の話を聞いて考えなければならないのに。それよりもノート書くことに一生懸命になります。
きちんきちんと黒板の文字を書き写します。たくさん持っているカラーペンで、色とりどりにかざるのが大好きです。
でも頭は働いていません。 家で勉強するときもやっぱりノートをきれいに書くことにこだわります。
「なぜそうなるんだろう」と頭を使ってよく考えるなどということはありません。
きちんきちんと教科書の説明を書き写して、カラーペンで色とりどりにかざります。
単語練習をすごくたくさんやります。すごくまじめにやっているように見えますが、成果を出す工夫をしません。
catやpenなどの簡単な単語もノートや練習用紙のすみからすみまでいっぱいに書きます。
簡単な単語をたくさん書いていれば楽だからです。そうやってどんどん頭を使わない方へと逃げていきます。
数学の教科書にのっている例題は、答えをかくして自分でやってみなければなりません。
でも考えるのは面倒なので、問題も答えもそのまま書き写します。
それも人一倍ていねいに、一生懸命書き写します。
そんなことしたって全然頭を使っていないんだから、勉強にはなっていないのに、自分ではすごく勉強した気分になっています。
先生に言われたことだけをまじめにやります。どのようにしたらいちばん成果が出るか、自分で考えて試そうという気持ちがありません。
次に何をやったらいいかわからないときは「先生、つぎは何をすればいいんですか」と簡単に聞いてきます。
自分で考えることが大事なのに・・・

警告! 成績が上がらない人の4つのタイプ

タイプ3 書くことがめんどくさくて大嫌い

このタイプの人は勉強なんて頭の中の作業だから、何も体を使わなくても、手を使わなくても良いと思っています。
そしてその人たちの特徴は、〝カン〟を使って答えを書くところです。1つ1つ積み重ねて、よく考えて問題を解こうとしていません。
ちょっとだけ考えて「えい、こうじじゃかな」と“カン”を使ってしまいます。
それでも運よく正解になることもありますから、これで「お一、おれはなかなかできる」という気分になってしまいます。
問題を解く前には、基本事項を理解して、記憶して、それが使えるかどうかを確認してから行わなくてはいけません。
机に向かっていきなり問題を解き、答え合わせをする。
○×○×を付けてそれで終わり。一生懸命考えるということをしない。これではまったく身に付かないのは当然です。
こんなことで成績が上がるわけはありません。
けれども机に向かって一生懸命勉強しているので、親は「すこしは頑張っているのかな」と思ってしまいます。

警告! 成績が上がらない人の4つのタイプ

タイプ2 計画学習ができていない

定期テストが終わると反省と対策を提出させる学校は多いと思います。
その時の文章を見れば、計画学習ができている生徒とできていない生徒はすぐ分かります。
計画学習ができていない生徒はこんな反省を書きます。
・ ミスが多かった ・ 漢字を間違えた ・ 社会が悪かった
これは反省ではありません。結果報告、あるいは感想ですね。反省がこれですから対策も具体的になりません。
次はミスをしないようにする ・ 社会をがんばる
こんな調子では対策を実行しようがありません。
結局、何も変えられず、次も同じような結果に終るということの繰り返し。これが典型的なパターンです。

では、計画学習ができている生徒はどうでしょう。彼らは、こんな反省をします。
リスニングの学習が予定通りできなかった。 ・ 文章題は理解できたのに、計算間違いをしてしまった ・ 社会の暗記時間が足りなくて、あやふやなままテストを受けてしまった ・ テスト用の学習に取り組むのが少し遅かった
このように具体的な反省をします。当然、対策も具体的になります。
・ リスニング学習を一週間にあと二十分増やす ・ 計算ドリルを一週間に二ページずつやる ・ テスト対策を二週間前から取り組む
対策が具体的ですから実行できます。その都度、計画を見直せばよいのです。
実行できるから効果があります。どうでしょう。この両者には大きな差がつくと思いませんか。 人は、計画があって初めて反省し、反省するから対策を考え、対策を実行するから進歩するのです。反省とは決して悔やむことではありません。
計画と実績の差異を検証することです。 また、日々の学習面から考えてみましょう。
学習計画を立てていない子供は、毎日の学習時間にムラがあります。昨日は三時間勉強したかと思うと、今日は気が乗らないのでやらない、といった状態です。また、机に向かっても「さあ、何を勉強しよう。とりあえず漢字でも書くか。」では効果的な学習になりません。

計画学習のできている子は、「今日は月曜日、まず数学の復習からだな。」と、スムーズに学習に取り組むので無駄とムラがありません。 そして何より感じるのは、両者の間にある学習意欲の差です。計画学習を実行している子は「計画」という「形」に化学反応を起こして行動(勉強)し、行動することによって学習意欲を自己発電している様子がありありと分かります。 こうなればもう大丈夫です。彼は勉強することで学習意欲を自己発電するサイクル(好循環)を確立しているので、そんなに無理を感じずに自己変革を遂げていきます。私たちは、その最初の一ころがりに必要な初速度を与えてあげれば良いのです。その初速度が、提案したい「計画学習」という名の「形」です。

計画無きところ反省なし
反省無きところ対策なし
対策無きところ進歩なし


だから、計画表を作りましょう! 石井進学塾では計画書作りをサポートします。

警告! 成績が上がらない人の4つのタイプ

タイプ1 口ばかりで行動を起こさない

中学二年生の子は必ず言います。「三年生になったら勉強する。」 しかし、三年生になって勉強することはありません。
今度は、 「ゴールデンウィークが終わったら勉強する。」 やっぱり駄目です。
「夏休みになったら……。」「部活が終わったら……。」
結局、ほとんど受験勉強らしい勉強をせずに中学生を終えてしまいます。なぜか。
この子は「勉強を始めるきっかけ」を探しているのではなく、「今、勉強をしない言い訳」を探しているにすぎないのです。
そして、その間勉強をしていないので、当然、学習意欲がわきません。
だから、いつまでも行動に移せないという悪循環を続けます。こうして先送り、先送りを続けている学生の何と多いことか。
受験直前になってあせっても失った時間は取り戻せません。 まず行動に移すこと。それが意欲を高める絶対条件です。


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